ババアは私に言いたいことがあるとき、必ずアルコール臭かった
この1年、まともにババアと会話してない。
そもそもババアの話しはいつも一方的だから、会話にはならない。
勝手な解釈であーだこーだ、まくし立てる様に、喋り続ける。自分は正しい、と。
毎日何かにつけて私に寄ってきて、始まる。
キッチンで、リビングで、玄関先で、駐車場で。
ご飯の支度時に、子どもを抱いてる時に、帰宅した直後、出かける時、眠る前。
とにかく、私や子どもの都合なんてお構いナシ。
そのうち、ババアの気配で動悸がするようになる。スリッパで近づいてくる音に、声や姿に。
ババアは私に言いたいことがあるとき、必ずアルコール臭かった。
声も大きくなった。
抑揚を付けて大げさな話し方になった。
そんなことが続いて、私はババアを避けるようになる。
キッチンにババアが入って来たら、出る。
近づいてきたら、離れる。
話し掛けられても、反応薄くした。
それが、自分の心を守る手段だった。
あれからババアは生き続け、私は避け続けている。
罪悪感なんてない。
家族なんて思ってない。
他人の年寄りが、家のなかにいることだけでもストレスなのに、その上関わりなんて持ちたくない。
長生きされて迷惑で仕方がない。
早く逝ってくれと願わずにいられない。
同居したことがある人しかわからないと思う。