娘婿のオレとて、野郎と同席のテーブルに付かざるを得ない

デス書き込み

 🌟病院勤めのカミさんが夜勤の日には、クソジジイ(義父:98歳)に晩飯という名のエサを、至極早めにくれてやる。たった一人でモソモソと、かつ卑しく舐めるように食い終われば、あとは呆けたバカのようにテレビを眺めて、時間になれば勝手に寝床という名の自分の巣に帰っていくのだ。
 とにかく、奴には可能な限り絡まずに、接触したくないので、勝手に食わせてとっと片付けてしまう。そして、視界から消え去って後に、やおら晩酌の肴を拵え始めるのだ。そうして、バカが居間に移動してから、ゆっくりと杯を傾けて、優雅な晩餉を楽しむという算段だ。この段取りは外すことができない。

 🌟カミさんが在宅の日は、さすがに(ジジイの)実娘が料理するので、娘婿のオレとて、野郎と同席のテーブルに付かざるを得ない。がしかし、こやつと会話などするつもりは毛頭ないので、イヤホンを耳に装着し、iPadでTverやprimeビデオを観ながら一人晩御飯を楽しむことにしている。
 義親とは、かなりの以前から家庭内別居で、それは(昨年暮れに95でくたばった)クソババアが生きていた頃からのこと。不本意な同居が開始されると同時に、オレはこの義親に対して強い嫌悪感を抱き始め、それは次第に憎しみの感情を伴い、オレの中で増殖していき、強度の疎ましさと拒絶感情へと発展していった。

 🌟ババアが目出度く逝き、残るは、この臭くて汚い、金にケチな百歳ジジイを殲滅すれば、万事が完結するのだが、なんともコイツの太々しいほどのしぶとさに手を焼いている。とにかく、ちっとも弱らないのだ。まともなジジイなら、とっくに耄碌して右も左も分からないような、終末状態になるのが常道なのに。
 このクソバカ野郎は、何がどう作用して今もって平常態勢にて日常生活を維持しているのか、まったくもって不明。目が腐ってしまうので極力視線を向けぬよう留意はしているが、時に、憎悪の念を照射する必要から、このクソ野郎を睨みつけることがある。その際に気付くのは、こいつの形状形態が、数年前からあまり変化していないという事実だった。

 🌟もしかしたら、目の先のクソジジイは、ゾンビなのではあるまいか?実態は既に数年前に滅びており、何がしかの猟奇的復活呪術によって、死したまま肉体のみがこの世に存在し続けているのではあるまいな?臭いのはそのせいか、あるいは物事にまったく頓着しないのも、ひょっとしたら人としての形はとっていても、オレたちが見ているのは、その皮一枚の下に、ドロドロに溶けだしたタンパク質と脂肪が、グジュグシュした対流を成していて、それが動力源となり、起居をはじめとした、まともな人間のごとき擬態を起動せしめているに違いない。

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コメント ( 1 )

  1. 拒絶反応、分かります。
    ワタシも家庭内別居状態で、まともに話しません。
    避けまくってます。
    同居してすぐ、ババアとの食卓が無理になり、ワタシが独りで自室に運んで食べる日々でした。
    今は、ババアを隠居させ、独り飯にしてやりました。
    本当に、マナーも会話も出来ないババアで、気が狂いそうでしたよ(苦笑)

デスコメント pjtmahnej