火事だろうが非常事態だろうが、私は気づかない自信がある

私が北側の寒い部屋で耳栓をしてお昼を食べていると知れば、両親は泣くような気がするが、
そうしないと、うるさくて臭くてたまらないのである。

隣は私たちの世代のリビングなんだけど、そこの扉を突き破って、下から義の下品な物音と悪臭が漂ってくる。

火事だろうが非常事態だろうが、私は気づかない自信がある。だって臭いのはいつもだから。うるさいのもいつもだから。

体力があれば1秒でも長く外にいようと努力はしているのだけど、疲れたまま運転していると危険なので、仕方なく家で休みたいときもある。

この二階の隅っこで耳栓をして、ドアを２枚閉めていても、義のドカドカ歩く音が聞こえて大変不快。

何この休めない家。家じゃないね。