ここまで馬鹿で心が汚れた人間がいるものなのか

結婚前、初めてこの家に挨拶に来た日。
挨拶もそぞろに、唐突に『なに？あんたら結婚するの？！』と初対面の糞芳子に言われ、衝撃を受けたのが全ての始まりだった。

出涸らしのお茶を出され、座椅子にふんぞり返って両膝立て、頭の後ろに両手組んで目も合わせない。
義父と会話している時も、外の方を眺めたり必要以上に音を立ててお茶をすすったり忙しなく、終始小馬鹿にする態度でもてなされた。

あの時に身を引くべきだった。
まさかこんな地獄が待っているとは。
ここまで馬鹿で心が汚れた人間がいるものなのか。
こんなのが姑だなんて、地獄でしかない。

旦那を愛する以上に、糞芳子への憎しみの方が強くなっている。

死ね、糞芳子。