どんどん孤立して最後にはダムや溜め池に向かって徘徊してもらうのが最終目標

ババアは少し前に仲良しグループの旅行に出かけた際、家族以外の前で初めて痴呆炸裂させたらしい。

幹事の人がその場で配ってくれたばかりの電車のチケットを「もらってない！」と言い張ったそうだ。
周りが「鞄に入れたんじゃない？」「どこかに挟んでおいたのかも？一度見てみたら？」と優しく諭してくれたらしいが、日頃からどんなにミスしても自分の脳を健常だと思っている図々しいババアなので、頑なに「もらってない！持っていない！」と喚いたらしい。

当然ながら結局チケットはババアが持っていて解決したのだが、これがきっかけだったのか、年2ほどのペースで長きに渡り続いていた旅行グループからババアにお声がかからなくなった。

もしかしたらコロナの余波を気にしてそもそも全員が自粛しているのかもしれないが、先日、同業者全体で企画されていた日帰りツアーにはババア以外のメンバーが参加していたので、たぶん参加の有無を共有していたはず。

哀れなババア。
老化によるものとはいえ自分に起こっている変化を受け入れようともせず、謙虚さなど皆無で周りがなんとかしてくれるとすぐあてにする乞食根性のまま恥ずかしい生き方を続けていた結果がこれ。

自分が育て方を間違えたせいで、初老になっても未婚で低収入のまま実家にしがみついている子供部屋おばさんのお世話しかやることがない。

孤独は痴呆を加速させるらしいので、どんどん孤立して最後にはダムや溜め池に向かって徘徊してもらうのが最終目標。